自動化

ロボット

【ロボット市場】今こそ日本発信のロボットを世界へ!【需要回復】

日本ロボット工業会は2021年のロボットの年間受注額(非会員を含む)が、前年比4・0%増の8840億円になるとの見通しをまとめた。マイナス傾向にあった20年実績も、中国向けなど輸出市場がけん引したことで、結果的にはプラスに転じた。新型コロナウイルス感染拡大の影響は依然として懸念されるものの、産業用ロボ市場は自動化に対する底堅い需要を取り込み成長を続けそうだ。
ロボット

【自動化】ゴミに炎を灯して遠い未来まで…【ゴミ焼却発電】

ゴミ焼却発電プラントメーカー各社が遠隔監視・運転支援施設を通じた顧客サービス強化を打ち出している。 ゴミ焼却施設の自動運転に向けた技術の導入も進む。国内では少子高齢化による人手不足や施設の統廃合など課題はある。遠隔監視や運転支援、自動運転の取り組みは海外展開拡大を見据えた布石にもなる。
ロボット

【生産】検査員はもういらない!?【向上】

三鎮工業は、ロボットを組み込んだ検査システムなどを導入し、精密挽物部品製造の生産性を10%高めた。 検査システムはファナック製のロボットが部品を検査装置に投入し、カメラを用いた外観検査後、出荷用トレーに移す。部品上下と内外側面のキズの有無、部品高さを検査する。従来、検査員2人が目視検査していた工程を自動化した。
生産設備

【設備投資】レーザー加工機の導入で生産効率アップ【工場】

三松は、仕分け機構を搭載した新たなレーザー加工機を導入し、自動化・省力化を加速する。板金加工・組み立て専用の本社工場にアマダ製のファイバーレーザー加工機「VENTIS―3015AJ」を1台導入。切断・ブランク(抜き)加工の自動化と省人化につなげる。 総投資額は新型の加工機本体とフォークパレットチェンジャーなどの付帯設備、夜須工場への移設費用などを含め2億円。 難削材のチタンも加工できることから今後は航空・宇宙機器分野も狙う。「扱えるサイズは従来比1・7倍になり、回転させながら切っていけるので部品加工能力は25%増を見込む」(田名部社長)。 電気代やレーザーガス料金のランニングコストは同7割減となり、年間数百万円が浮く計算。本社工場のオペレーターは1人減員の4人となる。 三松は半導体製造装置分野が主力。医療や食品加工機械、包装機械などステンレス製を中心とした加工品に強みを持つ。
産業用ロボット

【軽作業】協働ロボットによる作業の自動化【お助け】

デンソーウェーブ(愛知県・阿久比町)と日立キャピタル、日立システムズの3社が共同開発したロボットシステム「RPA&COBOTTA オフィス向け自動化支援」はハンコの押印や紙の書類の電子化作業を自動化するもの。 近年RPA&COBOTTAのように“すきま作業”をロボットで自動化する動きが目立ち始めた。 単純作業を「部分的でいいので自動化する」という割り切った発想の導入事例やシステム提案が増えている。 RPA&COBOTTAは、デンソーウェーブの小型協働ロボット「COBOTTA」2台と、スキャナーなどから成り、ハンコの押印作業などをこなす。 オフィスには押印のような非効率な単純作業が多数残っており、それに時間を取られている。デモを目の当たりにすると、そうした作業から人を解放する実効性のあるシステムとして評価する人が多かったのだ。処理速度の遅さも、人が別の作業をしている間や夜中に無人で稼働させておけば大きな問題にならない。
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